近年では、海上における船舶の状態や、船艙内の目視検査のためにドローンを用いることが少なくありません。当事務所もドローン空撮を活用することが多く、専門家と連携してさまざまな場面に対応させて頂いております。
そんなドローン撮影をお願いしている青木聖也さんが、「無人航空機操縦者技能証明」の一等免許を取得されました! 一等は、確実なドローン操縦の腕前を保証するものです。当所には船舶・海上撮影において提携している「一等」取得者が複数人おりますので、安心して引き続き船舶・海上撮影についてもご相談ください。
【撮影例】
新造船の記念写真
販売船等のプロモーション
港湾工事等の進捗撮影記録
カレンダーの撮影
企業紹介(求人用動画等)
こちらは2022年12月5日から施行された国家資格。合格した者に対し航空法に基づき無人航空機を飛行させるのに必要な技能に関し、国土交通大臣が証明するものです。この試験は指定試験機関が実施するもので、身体検査、学科試験と実地試験に分かれており、学科試験に合格しなければ実地試験に進むことができません。
資格取得までの手順も多く、技術も要求される実技試験はかなり難易度の高いものだと言えます。中でも、一等資格はレベル4飛行申請が唯一許されており、「有人地帯における補助者なし目視外飛行」が可能となります。
なお、海上でのドローン撮影には許可が必要です。 海上には「領海」と「公海」の2種類が存在しています。「領海」とは、国の土地として認められている海域のこと。管轄は、海上保安庁になるため、該当する海上保安庁の事務所に連絡を入れたり、場合によっては国土交通省に申請が必要です。
他方で「公海」は、すべての国に開放されている海域のこと。ここでは、特に許可がなくても海上でドローンを飛ばすことができます。ただし、船上からドローンを飛ばす場合、船長の許可が必要とされます。
ドローン空撮は今後も需要の増えてくる分野であり、船舶海洋分野でも活用が見込まれるものと思います。
#国家資格 #ドローン #無人航空機操縦者技能証明