PROFILE / プロフィール
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地球表面の7割を占める海洋は、現代世界において海運やレジャーの舞台であるばかりでなく、水産、鉱物、エネルギーなどの資源の宝庫としてその価値はますます高まっています。各国にはこの豊かな海の恩恵に浴するため、国際条約やそれぞれの国内法に基づく秩序の下、公平公正で安全かつ持続可能な海洋利用が求められています。
海事代理士が所掌する16種に及ぶ海事関係の法律は、船に関するもの、船員に関するもの、船の利用に関するもの、港湾・航路のルールに関するもの、環境保全・災害の防止に関するもの、テロ・海賊対策に関するものと広範囲にわたるうえ、船長の有する強大かつ広範な法的権限、海難に遭遇した際の損害を利用者が分担する共同海損の概念、長期にわたり海上で昼夜の別なく勤務する船員の労務の特殊性など、その解釈、運用には専門的な知識が必要とされるものです。
貿易量の99.7%(重量比)を海上輸送に依存する四面環海の我が国にあって、当事務所が所在する横浜は京浜港をはじめ国際戦略港湾やその他多くの特定港を間近に控え、まさに海陸の接点としての機能の発揮が期待されています。当事務所は海事法務のエキスパートとして、海洋を利用するすべてのお客様のニーズに的確なソルーションをもってお応えします。
経歴
平成19年 |
鹿児島大学水産学部水産教員養成課程 卒業 |
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学士(水産学) |
平成24年 |
鹿児島大学法科大学院法曹実務専攻 卒業 |
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法務博士(専門職) 海事代理士ほか資格取得 |
平成24年 |
長嶋海事事務所 入社 |
平成28年 |
楠原海事法務事務所 開業 |
所属会
事務所案内
本社
事務所名 |
楠原海事法務事務所 |
事業内容 |
海事関係法令に関する各種申請手続き・相談 |
所在地 |
〒231-0002
神奈川県 横浜市中区海岸通4-20-2
YT馬車道ビル |
電話番号 |
045-315-3264 |
FAX番号 |
045-345-0363 |
E-mail |
kusuhara@maritimeoffice.jp |
営業時間 |
9:00 – 18:00
電話によるご相談は、当方の都合さえつけば上記時間外でも対応させていただきます。 |
支店
事務所名 |
楠原海事法務事務所[支店] |
事業内容 |
海事関係法令に関する各種申請手続き・相談 |
所在地 |
〒220-0012
横浜市西区みなとみらい3-7-1
OCEAN GATE MINATO MIRAI 8階 |
電話番号 |
050-5576-7818 |
FAX番号 |
045-345-0363 |
E-mail |
kusuhara@maritimeoffice.jp |
営業時間 |
9:00 – 18:00
電話によるご相談は、当方の都合さえつけば上記時間外でも対応させていただきます。 |
対応可能エリア
神奈川県を中心に茨城県から東京湾を経て静岡県にいたる地域からのご依頼が多いですが、基本的に全国の沿岸海域、海岸、港湾及び船舶その他の設備等の使用に関するあらゆる案件に対応可能です。
登記、許認可申請、届出などの手続先となる主な官公庁は、関東運輸局、同管内の官署、第三管区海上保安本部管内の官署及び各都道府県、市町村などです。
関東運輸局・三管本部が目の前、横浜海上保安部・県庁も徒歩圏内という事務所立地を活かし、迅速な業務処理を行います。
取扱業務
当事務所が受託する業務は概ね以下のように整理できますが、お持ちの案件がどれに該当するかお客様ご自身がお考えになる必要はありません。ご相談いただければ、どの法令のどの条項を援用してお客様のご要望をかなえるかについて、当事務所が最適解をご提示いたします。
(関係の法律に規定された手続き等の一覧を本HPの末尾に掲げてあります。)
1.船舶に関する手続
船舶の建造、売買、相続から廃船に至るまでの登記・登録・検査・検認
海洋環境や安全に係る国際条約による証書類の取得など
2.船員や海技資格に関する手続
船員の雇用や労働を律する船員法関係諸手続
(例:船員手帳の交付や書換、乗組員の雇入届出や海難事故等の報告事務など)
海技士や小型船舶操縦者などの海技資格の取得や更新など
3.海上交通に関わる各種事業に関する手続
旅客船事業、船舶による貨物運送事業、港湾荷役や造船業等、各種事業の許認可・登録等の取得など
4.海難関係手続き
被害調査、サルベージ、臨時検査、回航、廃船手続きなど
5.その他上記関連のコンサルティング・相談・鑑定等
